クビシメロマンチスト

「生きている理由?考えたこともありませんでした。」

「人を殺す理由?それも考えたことはありません。」

「人を食べる理由?聞きたいですか?」

‘‘それ‘‘は美しかった。およそ例えるなら事象の地平線と位置する暗黒のように。

‘‘それ‘‘は力強くあった。比類しようとするなら全宇宙を満たす暗黒物質ほどに。

‘‘それ‘‘は謎めいていた。印象を抱くための言葉すら忘却してしまうくらいに。

遂に「女」との出会いの記憶が紐解かれる!

戯言シリーズネクストシーズン。完全復活!西尾維新